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上場企業の開示文書英文化の現状と今後の見通し
プログラム概要
上場企業はこれまで、和文での開示文書の作成は義務であったが、英文での開示は任意とされていた。
それが、プライム市場に上場している企業は2025年4月から決算情報については和英同時開示が必須となり、それ以外の文書でも英文での開示拡充が求められるようになった。
そのため、プライム上場企業からは同時開示と拡充について、スタンダード/グロース市場の企業からは今後の英文開示の開始や拡充についての相談が急増している。
日本では3月決算の会社が多く開示書類英文化の時期が集中するため、毎年その時期は翻訳者もチェッカーも払底してしまう。そんな状況で来年の同時開示に向けて何をすべきだろうか? 機械翻訳や生成AIなど、目覚ましく進化しているITやAIは実務でどのように活用されていくだろうか?
英文開示の現状と同時開示を行う際の課題について説明し、同時への移行に向けた実務面での取り組みを紹介する。
オンデマンド配信スケジュール
2024年10月29日(火)~11月30日(土)
登壇者
マツモト サトコ
松本 智子
MATSUMOTO SATOKO
日本財務翻訳株式会社
代表取締役社長
日本財務翻訳株式会社(以下「財翻」)は2006年に日本の上場企業の英文開示を支援する専門会社として設立されました。その当時英文開示を行っていたのは一部の大手企業に限られていましたが、今ではプライム上場会社では決算情報の同時開示が義務とされ、上場企業が英文開示をするのは当たり前の時代となりつつあります。 その中で財翻は、専門知識と長年の経験を活かして開示情報英文化の推進に貢献すべく、同時開示への移行に取り組んでいます。 今回は英文開示の大きな転換期となるこの時期に、翻訳に関わる皆さまに開示の現状と今後の展開についてお話できる機会が持てることをうれしく思っております。
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